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73件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-03-09 第193回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

確かにそのとおりでありますが、この財政政策というのは補正予算でGDPの二・五%にも当たる十三・一兆円の財政支出でありますが、これが要するに緊急の財政出動ということでありまして、かつてケインズ政策経済政策の中軸になったような、財政政策を基軸とする経済政策に戻ったというわけではございません。  

萩原伸次郎

2012-06-08 第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第17号

日本経済を見ますと、二〇一二年度は、復興需要もありますので比較的高い成長が実現するというのがほぼコンセンサスになっておりますが、これはいわば大規模ケインズ政策をやっているようなものですから、大規模公共投資によって景気がよくなるということがことしは起きるということなんですが、これは明らかにいつまでも続かないということを考えておくべきだというふうに思います。

小峰隆夫

2012-02-22 第180回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第2号

そもそも、ケインズ政策ケインズが考え出したことですし、新自由主義的なものも、例えばフリードマンが今ドライブしたり、その根幹にあるのは、いろんな経済学者先生方がおられる。結局、経済政策というのは、実はアカデミズムの学界の流れに、まあタイムラグがありますけれども、相当支配されていると。  

藤井聡

2009-11-19 第173回国会 参議院 財政金融委員会 第3号

亀井大臣がおっしゃっているような、私はこういうときは、緊急事態なんですから、そういうケインズ政策に基づく大型の出動ということはもう十分あり得べしだと思っていますし、そうしないと地方経済の疲弊ということは私は救えないと思うんですが、本当に政府の中で規模ですとかどういうものをするかということについて一致しているんですか。

荒木清寛

2009-02-26 第171回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号

それから、一—五、一—六というところでは、民間資金を用いたケインズ政策というのをもっと推進していただきたいというふうに思います。ケインズ時代国債を発行しながらケインズ政策をするということだったわけですけれども、PPPとかさまざまなインフラボンドなどを活用しまして、今中国やインドでは、民間資金を用いていわゆる地方と中央を結ぶ道路や鉄道をつくろう、そういう動きがございます。

吉野直行

2006-04-21 第164回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号

そして、アングロサクソンの国家ケインズ政策という、ある意味ではこれも国家管理主義的な経済政策というものをとって、それぞれが裸の自由主義路線に対して防衛対策をとったというふうにとらえるわけでございます。  我が国においては、やや国家社会主義に近いところで、統制経済的な方法をとったというふうに思うんですね。

北神圭朗

2004-04-01 第159回国会 衆議院 憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会 第3号

とりわけ、社会保障というものが大きく飛躍的に発展しましたのは第二次大戦後の時期でございまして、福祉国家ということが言われるようになって、特にヨーロッパでございますけれども、国が積極的な財政政策ケインズ政策と呼ばれるような財政政策を行い、その中で社会保障についての給付も拡大していく、さらにそれが需要の拡大にもつながって、いわば社会保障経済成長相乗効果というような時期が七〇年代ぐらいまで続いたと言

広井良典

2003-02-26 第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

しかも、一九九〇年代以降は、戦前の高橋是清財政、またアメリカニューディール政策という典型的なケインズ政策が実行されたと言われる時期よりも、急速なテンポで国債累増が続いている。さらに今後も、高齢化進展による社会保障関係費不良債権処理など不可避の支出増加だけを考慮しても、急速な国債累増が当分続かざるを得ないであろう。  加えて、国債特別会計以外にも、政府は巨額の保証を行っている。

富田俊基

2003-02-25 第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号

したがって、これは、大恐慌を全く無視しておりますし、もちろんデフレなんかはほとんど予測していないときの理論でありまして、それゆえにまさに新古典派理論と言うわけですが、ただ、それが、ケインズ政策がうまくいかなくなったときにアメリカ経済学を席巻して、そして現在それが続いているわけでありますから、歴史的な検証には私はたえるものではないというふうに思っております。  

侘美光彦

2002-12-09 第155回国会 参議院 決算委員会 第1号

無駄な公共事業を削るというのは、これは当然の話でございますけれども、現在のような景気情勢からすると、やっぱりケインズ政策としては不況のときに公共事業を少し増加させて景気を下支えすべきだと、こういうことになりますし、財政健全化という点から見た場合は公共事業レベルというのはかなりいいレベルに来ているんじゃないかと。

中島啓雄

2002-11-14 第155回国会 参議院 財政金融委員会 第4号

よく、アメリカの一九三〇年代のケインズ政策と言われるわけですが、アメリカ歴史を見てみますと、三〇年代の中ごろに一時的にケインズ政策が取られましたが、その後は、財政規律を引き締める、つまり増税をするというふうに動いておりまして、アメリカの長い歴史ではケインズ政策はほとんど取られたことがございません。

吉野直行

2002-11-13 第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

であるからこそ、それを総需要調整するケインズ政策というのは、これはそれなりに重要なわけです。  我々は、そういうやり方を全く否定しているわけではありません。重要な点は、しかし、少し景気状況が変わったから、すぐそういう微調整型の補正予算を毎回毎回積み重ねるというのは、これはいかがなものか。これは財政の判断というのは必ずおくれますし、そういうことは現実にはできない。

竹中平蔵

2002-11-13 第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号

よくケインズ政策はもう通用しないとか、ケインズ理論は通用しないとかいうこともあるんですけれども、一つ賃金下方硬直性があるだけでも、ケインズ政策というのはやはり有効なんじゃないかと思うわけです。特に民主主義国としては、完全雇用というのをやはり政策目標のトップの一つに掲げるべきだと思うんですね。  これは皆さん意外だと思うかもしれませんが、自由党は実は完全雇用ということを目標にしています。

達増拓也

2002-10-29 第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号

竹中国務大臣 財政を拡大することによって総需要にどのような刺激を与えるかというその一点に関して言うならば、いわゆるケインズ政策効果がないという言い方もありますけれども、これは明らかに、短期間、需要を押し上げる効果は、これは今でも間違いなくあるというふうに私は思っております。  問題は、その時々でそういう効果があったにしても、それはやはり持続的ではないということに尽きているんだと思います。

竹中平蔵